急な転勤や相続等で、住まなくなった家を貸すかどうか、悩んでいる人も多いはず。
貸せば家賃収入が得られますが、契約したり集金したりと手間がかかるのも事実です。
その家を売るか、貸すか、どちらを選ぶほうが有利なのか。
いざ家を貸すとなっても、働きながら賃貸経営できるのか、自宅に戻りたくなったらどうするのかなど、
分からないことだらけかもしれません。
そんな悩みを解決するための、3つのポイントとは……。
■ ポイント1 ローンで買った持ち家は、ローン残高を確認!全額返済できないと売れないことに注意!
急な転勤などで住み替えが必要になったとき、住宅ローンで買った自宅を売るか貸すか迷うケースも少なくないでしょう。
その際に、まず気をつけたいのは「売った場合の売却額がローン残高を上回るかどうか」。
売却額がローン残高を下回り、売ってもローンを完済できない場合、その差額分を埋める必要があります。
また売却額は建物の築年数・景気にも大きく左右されます。
もし売却額がローン残高を下回っていたり、もっと高く売りたいと思うなら、取り敢えずは貸して景気の回復を待つのも有効でしょう。
■ ポイント2 日常のさまざまな業務はプロである不動産会社に任せてみよう!
賃貸経営をされている約40%の方が会社員の方だというアンケート結果が出ています。
しかしながら、会社にお勤めしながら、入居者募集から家賃の集金、建物の維持管理などさまざまな業務をこなすのは大変。
そのため、一般的には管理業務を不動産会社に任せるケースが多くあります。
■ ポイント3 戻ってくる時期が決まっているなら、期限付きの契約を結ぶ方法もあり
貸しておけば、誰も住んでいない期間を有効活用して家賃収入を得られるほか、人が住んでいるほうが換気などができて建物が
傷みにくいというメリットもあります。
戻ってくる時期が決まっているのなら、その時期に合わせて定期借家制度で期限付きの契約を結ぶこともできます。